乳腺炎で発熱したら病院?受診の目安と鍼灸院の役割
こんにちは、草津市のりゅう鍼灸院・整体院 院長の池田です。

授乳中に突然起こる乳房の痛みや発熱。
「乳腺炎かも?」「病院に行くべき?」と不安になる方は少なくありません。
この記事では、乳腺炎で発熱したときの受診目安と、
鍼灸院が力になれるケースについて解説します。
乳腺炎とは?
乳腺炎には大きく分けて
•母乳のうっ滞による炎症(非感染性)
•細菌感染を伴う炎症(感染性)
があります。
判断のポイントは
発熱の高さと全身症状の強さです。
🏥 まず病院を受診すべき症状
以下の症状がある場合は、鍼灸よりも医療機関を優先してください。
✔ 38.5℃以上の発熱
✔ 悪寒で震える
✔ 強い倦怠感や関節痛
✔ 乳房が真っ赤で激痛
✔ 2日以上改善しない
✔ ぐったりしている
感染性乳腺炎の場合、抗菌薬治療が必要になることがあります。
安全を最優先に判断することが大切です。
🌿 鍼灸院が力になれるケース
一方で、次のような場合は身体環境を整えることが有効なケースがあります。
✔ 微熱程度(37℃台)
✔ 張りやしこりが中心
✔ 早期段階の違和感
✔ 抗菌薬後もスッキリしない
✔ 乳腺炎を繰り返している
当院では、局所だけを見るのではなく、
背中・脇・胸郭の動きや血流環境を重視します。
なぜ乳腺炎を繰り返すことがあるのか?
授乳や抱っこが続くと、
•背中(脊柱起立筋群)
•脇(広背筋・前鋸筋)
•肩周囲
の緊張が強くなります。
これにより
✔ 胸郭の可動性低下
✔ リンパ・静脈還流の低下
✔ 局所循環の停滞
が起こり、乳腺のうっ滞が強くなる可能性があります。
※乳腺炎の原因は一つではなく、感染が関与する場合もあります。
局所を触らず改善する理由
炎症は本来、血流によって
•免疫細胞が運ばれ
•老廃物が除去され
•修復が進みます
背中や脇の緊張を整え、胸郭の動きを改善することで
乳腺周囲の循環環境が整い、症状が軽減するケースがあります。
当院では乳房を直接刺激するのではなく、
血流障害の原因になることが多い背中や首。肩甲骨周囲の施術を中心に行っています。
※すべての乳腺炎に有効とは限りません。
【症例紹介】研究会報告より引用
私自身の家族の体験
実は、私の妻も授乳期に2度乳腺炎を経験しました。
いずれも38℃前後の発熱と乳房の張りがありましたが、
全身状態は安定しており、強い悪寒はありませんでした。
帰宅後に背部とワキ周辺への施術を行ったところ、
夜間には解熱し、翌朝には症状が軽減していました。
ただしこれは初期段階で感染徴候が強くなかったケースです。
高熱や強い全身症状があれば、
迷わず医療機関を受診していたと思います。
まとめ|役割の見極めが大切です
▶ 高熱・強い全身症状 → 病院
▶ 軽度・再発予防・体質改善 → 鍼灸
医療と鍼灸は対立するものではなく、補完関係にあります。
乳腺炎は、頑張り続けている身体からのサインでもあります。
迷ったときはまず医療機関へ。
そのうえで、繰り返す不調や身体環境の改善が必要な場合は、
ご相談ください。
りゅう鍼灸院・整体院
院長 池田 龍一
住所:滋賀県草津市青地町455-9
TEL:050-3746-7955
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