杖なしで歩けるように!脊柱管狭窄症による足の痛み・痺れが改善した症例

改善例

池田龍一(りゅう鍼灸院)

症例紹介

患者:60代男性

画像の説明

現病歴
• 腰の痛み、左下肢全体の痛み、左膝から下の痺れ
• 令和4年11月に脊柱管狭窄症と診断される
• なんとか生活できていたが、令和6年8月に転倒し、症状が悪化
• 歩行困難となり、杖なしでは歩けなくなる

既往歴
• 腰の痛み
• 左殿部の痛み
• 左外くるぶし周囲の激痛と痺れ

投薬歴
• 2週間に1回のブロック注射
• 朝・晩の痛み止め服用

臨床所見
• 左殿部から下肢にかけて強い浮腫(むくみ)
• 左膝から下が過敏になり、軽い圧迫でも激痛
• 歩行時の痛みが強く、30mごとに休憩が必要
• 特に下腿前面・外くるぶし周囲に激痛

施術内容

鍼治療
• 1番1寸3分の鍼を使用し、腰部・殿部を中心に施術
• 深部の血流改善と筋肉の過緊張を緩和

光線療法
• 3001-4008の光線を使用し、各部に10分ずつ照射
• 足底・足の甲・膝・腰部
• 目的:血流促進・神経の興奮を抑制

症状の経過

初診(11月末)
• 施術後、痛みは残るが、杖に頼る力が軽減
• 左足で少し踏ん張れる感覚が出てくる

➡ 週1回の施術を継続

1ヶ月後(12月末)
• 杖なしで歩けるように改善!
• ただし、外くるぶし周囲と殿部(中殿筋)の痛みは残存

2ヶ月後(1月末)
• ウォーキングを再開しようかと考えるまでに回復!

考察・まとめ

この患者様は膝から下が過敏になり、触れるだけで痛みが出る状態だったため、最初は患部ではなく殿部を中心に施術を行いました。

施術を重ねるごとに血流が改善し、次第に触れられる範囲が拡大。結果として、下肢までしっかり施術ができるようになり、歩行機能の回復につながりました。

この症例から、過敏になった部位に直接アプローチするのではなく、関連部位の環境を整えることが重要であると考えられます。

鍼灸×光線療法によって、腰や足の痛み・痺れが改善した良い例となりました。

同じような症状でお困りの方へ

「脊柱管狭窄症で足の痛み・痺れがつらい…」
「杖なしで歩きたい!」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください!

りゅう鍼灸・整体院
院長 池田 龍一
住所:滋賀県草津市上笠2-11-1 2-5号室
TEL:050-3746-7955
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