脊柱管狭窄症による歩行困難|激痛と痺れで杖が手放せなかった60代男性の改善例|草津市 りゅう鍼灸院・整体院
ご来院時の状況
令和4年に脊柱管狭窄症と診断された60代男性の症例です。 以前から腰痛や痺れはありましたが、令和6年8月の転倒をきっかけに症状が急激に悪化。当院へ来院された際は、以下のような非常に深刻な状態でした。
・杖なしでは一歩も歩けない(歩行困難)
・30m歩くごとに激痛で休憩が必要(間欠性跛行)
・左足全体がパンパンに浮腫(むく)んでいる
・膝から下が過敏になり、軽く触れるだけで激痛が走る
2週間に1回のブロック注射と、朝晩の強い痛み止めを服用しても改善が見られず、「このまま歩けなくなるのではないか」という強い不安を抱えておられました。
当院での評価と考え方
今回のケースで最も困難だったのは、**「痛みの部位が過敏になりすぎて、直接触れることができない」**という点でした。
足の浮腫(むくみ)がひどく、下腿前面や外くるぶし周囲は、衣服が触れるだけでも苦痛を感じるほどの過敏状態。これは、長年の神経圧迫と血流障害により、末梢神経が過剰に興奮しているサインです。
私は、痛みの出ている足先を直接刺激するのではなく、
「まず、足へ流れる血流の『大元(おおもと)』である腰と殿部を整える」
ことが最優先であると判断しました。
施術内容
お体の過敏さを考慮し、非常に細い鍼(1番鍼)と、当院独自の光線療法を組み合わせて、慎重に環境を整えていきました。
・鍼治療: 腰部・殿部を中心に、深部の血流を改善。足へつながる神経の出口を広げるように施術。
・光線療法(コウケントー): 3001-4008のカーボンを使用し、足底・足の甲・膝・腰部へ照射。
・目的:深部から温めることで神経の興奮を抑制し、自己治癒力を高める。
施術経過
週1回のペースで施術を開始しました。
・初診時(11月末):
施術直後、まだ痛みは強いものの「左足で踏ん張れる感覚がある」と変化を実感。
・約1ヶ月後(12月末):
杖なしでの歩行が可能に! 浮腫みが引き始め、足の過敏さも緩和されました。
・約2ヶ月後(1月末):
「ウォーキングを再開しようか」と前向きな意欲が出てくるまで回復。
・約8ヶ月後(翌夏):
驚くべきことに、現在は週に3回フィットネスジムに通い、スタジオレッスンで汗を流せるまでに。かつて杖をついて一歩一歩必死に歩いていた姿からは想像もできないほど、アクティブな毎日を楽しまれています。
まとめ・考察
今回の症例は、脊柱管狭窄症による激しい痛みに対し、「木(患部)を見て森(全体)を見ず」にならず、関連部位から環境を整えたことが功を奏した例です。
足が痛いからといって、過敏になっている患部を無理に刺激すれば、逆効果になることもあります。鍼灸×光線療法によって、まず「血流の通り道」を確保し、身体が治る準備を整えてあげる。
これが、杖を手放し、自力で歩く力を取り戻すための最短ルートでした。
同じようなお悩みの方へ
・脊柱管狭窄症と診断され、手術しかないと言われた
・痺れと痛みがひどく、杖がないと歩けない
・注射や薬を続けているが、一向に良くならない
「もう年齢だから仕方ない」と諦める必要はありません。たとえ杖が必要な状態でも、お身体の環境を整えれば、再び自分の足でしっかりと歩けるようになる可能性があります。一度、そのお悩みを聞かせてください。一緒に「歩ける喜び」を取り戻しましょう。
※本症例は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
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