学生時代からの顎の痛みの改善 りゅう鍼灸院・整体院

ご相談時の状況

学生の頃から慢性的な顎の違和感に悩まされていた20代男性の症例です。9月の連休中に長時間座って作業をしていたところ、顎の痛みが再発。ホームページで当院を見つけ、来院されました。

・口を開ける時の右顎の痛み、カクカクという音(弾発音)
・下顎を左に動かした時の痛み
・睡眠中の激しい歯ぎしり(朝起きた時に顎が痛む)

顎だけでなく、肩が常に上がった状態で、背中から首にかけてガチガチに緊張し、パンパンに浮腫(むく)んでいるような状態でした。

当院での評価と考え方

顎関節症の多くは、顎そのものではなく、**「首と背中の筋肉の状態」**に真の原因があります。
口を開ける動作には、実は「頭部の固定」が必要です。その固定を担っているのが首の筋肉です。首の筋肉が硬く癒着すると、口を開ける筋肉に過度な負担がかかり、結果として顎に痛みが出現します。
今回の患者様の場合、幼少期からのパソコン作業や現在のデスクワークにより、
👉 「首・背中の慢性的な過緊張 = 顎の血流障害」
が引き起こされ、症状が慢性化していると判断しました。

施術内容

顎だけを診るのではなく、土台となる首・背中から作り変えるアプローチを行いました。

・対象筋: 咬筋、側頭筋、後頭下筋群、および背部筋
・鍼治療: 01番、1番の鍼を使い分け、顎の筋肉と首の深層筋へアプローチ
・光線療法: 3001-4008のカーボンを使用。深部から温めることで、強固な癒着を緩め、血流を劇的に改善させます。

施術経過

・初回施術:
スタンダードコースで背中から首を重点的に治療。施術直後から、口を開ける時の痛みが軽減しました。
・3回目以降:
光線療法(コウケントー)を追加し、さらに深部の癒着を緩めるスピードを加速。
・5回目(約1ヶ月後):
顎の可動域が正常に戻り、大きく口を開けても痛みが出ない状態に。歯ぎしりによる朝の不快感も解消され、筋肉が柔軟に生まれ変わりました。

まとめ・考察

顎の痛みは、いわば「身体のバランスの崩れ」の末端に現れたサインです。
今回のケースのように、デスクワークによる首や背中の硬化が顎の自由を奪っていることは非常に多いです。原因となっている筋肉を特定し、柔軟性を取り戻すことで、長年付き合ってきた顎の痛みからも卒業することが可能です。
私自身も鍼灸の学生時代に顎の痛みで食事が苦痛な時もありましたが、しっかりと対処したことで今では全く気にすることがなくなりました。

同じようなお悩みの方へ

・口を大きく開けるのが怖い、カクカク音が鳴る
・歯医者さんでマウスピースを作ったが、あまり変わらない
・朝起きると、食いしばりのせいで顔や顎が疲れている
顎の悩みを、顎だけで解決しようとしていませんか?
あなたの顎の痛みは、実は首や背中からの「助けて」というサインかもしれません。一度、全身のバランスから見直してみませんか?

※本症例は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

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