ばね指の症状には草津市のりゅう鍼灸・整体院へ

施術例
40代 女性
治療対象筋:尺側手根屈筋、深指屈筋、総指伸筋
対象鍼:1番1寸3分

####画像の説明

●症状
仕事でパソコンを使うことが多く、手を握った際に薬指に痛みが出る。手をパーにしようとすると薬指だけ曲がったままで伸びない。

●標準整形外科学にて、腱鞘炎とは
腱鞘炎とは腱鞘構造を有する部位で腱自体の肥厚、腱鞘滑膜の肥厚などが原因となって腱の円滑な活動が支障される状態である。屈筋腱の腱鞘炎で、とくにMP関節手掌側にある靭帯性腱鞘で生じる腱鞘炎で腱の通過障害を生じPIP関節の屈伸で弾発現象がみられると、バネ指と呼ぶ。改善しない場合は腱鞘切開術の適応である。
と記載され、整形外科では手術が適応になる方も少なくありません。

要約すると
使いすぎによる腱(筋肉)と腱鞘(筋肉が通るトンネル)の間で摩擦が発生。
炎症が起こり痛みが出ている状態です。

刀(腱、筋肉)と刀をしまう鞘(さや)(腱鞘)に例えれば、
痛みが出ている状態は刀がボロボロになり、凹凸やサビにより上手に鞘に収まらなくなった状態です。無理やり収めようとしても滑りが悪く、刀が鞘に入りません。

体でも同様で、筋肉を使いすぎると硬くなり、浮腫が起こります。浮腫が起こることで腱(筋肉)が腱鞘をスムーズに通れず、痛みが起こる。このことを腱鞘炎と言います。

手術ではこの締め付けを起こす腱鞘(筋肉が通るトンネル部分)の部分を切開することで症状を改善する方法です。

しかし、筋肉は使いすぎると筋硬結ができ、血流障害が起こり腫れます。腕全体が腫れることで通常では負荷のかからない腱鞘の部分に摩擦がかかり、痛みが出てしまっています。

●施術計画、経過
今回の患者様の場合、パソコン作業などを過度に使用したことで腕の筋肉、特に手首から肘にかけての筋肉(「総指伸筋」「尺側手根屈筋」)
などに強張りが発生、
うでの付け根(前鋸筋)や背中の筋肉といった肩甲骨周囲の筋肉のこわばりにより症状が悪化したと思われます。

施術することで腕全体の浮腫みが減少。
弾発もなく指の曲げ伸ばしが滑らかに出来るようになりました。

●総括
当院では筋肉に対する施術であるMT-MPS(筋性疼痛症候に対する手技療法)を用い的確に筋硬結を取り除きます。

使いすぎなどで出来た、肩、腕の周囲の筋硬結に対し、的確に施術を行うことで柔らかい、良い状態の筋肉に作り直し、血液循環不全を改善。

痛みが出ていた周囲の筋緊張が緩み、浮腫の軽減の結果、
繰り返すばね指様の症状が改善したと考える。

気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

りゅう鍼灸・整体院
院長 池田 龍一
住所:滋賀県草津市上笠2-11-1 2-5号室
TEL:050-3746-7955
HPhttps://ryu-shinnkyuuin.com
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