疲労はなぜ感じるの?
「疲労は、『身体を正常に保つ自律神経が疲れているから、これ以上身体を酷使しないでくれ!!』という、脳の自律神経からのメッセージです」
自律神経の疲れをケアするにはどうしたらいいのか??
それは3つの実践ポイント
・『食事』
・『環境』
・『睡眠』
が大切になってきます。
自律神経とは内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。 自分の意志とは関係なく独立して働いています。
交感神経と副交感神経に分類され、アクセルとブレーキのようにバランスをとっています。
交感神経は身体が動いている時に優位になる神経で運動する時や仕事をしている時に働きます。血管が収縮し、血圧が上がります。心臓の働き活発になります。
副交感神経はリラックスしている時に優位になる神経で、食事の時や休憩中、睡眠の時に働きます。血管が弛緩し血圧が下がります。身体の壊れた組織を修復するように働きかけます。
疲労とは身体を安定した状態に保つための自律神経からのお知らせです。
『疲れたなあ~』と感じるのは身体の、特に自律神経の疲れを意味します。
つまり疲労は自律神経の過労を防ぐ身体の防衛反応なのです。
疲れたままでは仕事や家事ははかどらないですよね??
そこで私たちは疲労を感じると休みを取り、疲れが取れてから物事に取り組もうとします。疲労とは身体から出すSOSであり、自然な防衛反応なのです。
自律神経の疲れは「活性酸素」によって起こります。
自律神経とは『身体を安定した状態に保つために働くもの』であり、大量の酸素を必要とします。
過労や、睡眠不足、甘いもの中心の食事や気温の寒暖差による体温調節などは自律神経の疲れ助長します。
それらの影響により、大量の酸素を消費すると副産物として「活性酸素」が大量に発生します。活性酸素が大量にあることで周りの細胞がさびて(酸化して)身体がうまく機能しなくなってしまいます。
疲労には「仕組み」があり、だからこそ正しい知識を身につけることで疲労が溜まりにくい身体を作ることが可能です。
りゅう鍼灸院
院長 池田 龍一
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